「Sony α7 V(ILCE-7M5)」と「Sony α7 IV(ILCE-7M4)」の違いをご紹介します!
ソニーの人気フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7シリーズ」の2つのモデルってどっちがいいの?
「AI性能や連写速度の違いは?」「価格差はどれくらい?」そんな疑問にお答えします!
どちらも約3300万画素のフルサイズセンサーを搭載していますが、画像処理エンジンとAI性能、連写速度に大きな違いがあります。
「Sony α7 V(ILCE-7M5)」と「Sony α7 IV(ILCE-7M4)」の主な違いは以下の7つになります。
比較した内容をもとにSony α7 VとSony α7 IVどちらがおすすめかをまとめました。
・α7 V(ILCE-7M5):金額が高くても最新AI性能と高速連写を求める方
・α7 IV(ILCE-7M4):コスパ重視で高性能カメラが欲しい方
本文にて「Sony α7 V(ILCE-7M5)」と「Sony α7 IV(ILCE-7M4)」の違いを詳しくご紹介します!
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▼α7 IV(ILCE-7M4):コスパ重視で高性能カメラが欲しい方
「α7 V」と「α7 IV」の違いを比較
Sony α7 V(ILCE-7M5)とα7 IV(ILCE-7M4)の違いについて詳しく説明します。
画像処理エンジン
Sony α7 VとSony α7 IVには画像処理エンジンに大きな違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 画像処理エンジン | BIONZ XR2(第2世代) | BIONZ XR(第1世代) |
| AI処理機能 | ◎ 内蔵 | ○ 標準 |
| 処理速度 | 約4.5倍高速 | 標準 |
| センサー | 部分積層型Exmor RS | 裏面照射型Exmor R |
| ダイナミックレンジ | 最大約16ストップ | 最大約15ストップ |
「α7 V」は新開発の画像処理エンジン「BIONZ XR2」を搭載し、α7 IVと比較して約4.5倍の高速処理が可能になりました!
光の色を測定する処理に、AIディープラーニング技術が使われてておりオートホワイトバランス(AWB)の精度をさらに向上しています!
人物の肌色や自然の緑、日陰など、α7 IVのAWBでは再現が難しかった場面においても、正確で安定したホワイトバランスを保ちます!
引用元:Sony公式
「α7 IV」は第1世代の「BIONZ XR」を搭載。十分な処理能力を持っていますが、最新のα7 Vと比べるとAI処理速度で差があります。

α7 V(ILCE-7M5)処理速度が4.5倍も速いってすごい!これなら動く被写体もバッチリ撮れそうですね!
AI被写体認識性能
Sony α7 VとSony α7 IVにはAI被写体認識性能に大きな違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 認識対象(静止画) | 人物・動物・鳥・昆虫・車・列車・飛行機 | 人物・動物・鳥 |
| 認識対象(動画) | 人物・動物・鳥・昆虫・車・列車・飛行機 | 人物・動物・鳥 |
| 姿勢推定技術 | ◎ 高精度 | ○ 標準 |
| 人物認識 | 胴体・頭部も認識 | 主に瞳認識 |
| AF/AE演算 | 毎秒60回 | 標準 |
「α7 V」はAI処理機能を内蔵した新世代エンジンにより、昆虫・車・列車・飛行機まで認識対象が拡大!姿勢推定技術により、瞳だけでなく人間の胴体や頭部の位置も高精度に認識します。
引用元:Sony公式
「α7 IV」は人物・動物・鳥の3つが主な認識対象で、基本的な被写体認識は十分可能です。

α7 V(ILCE-7M5)であれば昆虫や飛行機まで認識できるので、マクロ撮影や航空機撮影が好きな人にはぴったりですね!
3. 連写速度
Sony α7 VとSony α7 IVには連写速度に大きな違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 最高連写速度 (電子シャッター) | 最高約30コマ/秒 | − |
| 最高連写速度 (メカシャッター) | 最高約10コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
| ブラックアウトフリー | ◎ 30コマ/秒対応 | − |
| 連続撮影可能枚数(RAW) | 95枚 | 1000枚以上 |
| AF/AE追随 | ◎ 毎秒60回演算 | ○ 標準 |
「α7 V」は電子シャッター使用時に最高約30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写が可能!AF/AE追随も毎秒60回演算で、予測できない動きにも対応できます。
引用元:Sony公式
一方、「α7 IV」はバッファメモリーが大きく、連写にとても強いのが特長です。
非圧縮RAW+JPEGでも約828枚、設定次第では1,000枚以上を連続撮影できるため、撮影が止まりにくく快適です。
さらに、連写後の書き込み中でも設定変更や再生操作ができ、テンポよく撮影を続けられます。
引用元:Sony公式

どちらも連写に強いですが、速度を求めるならα7 V(ILCE-7M5)が良さそうですね!
4. 動画性能
Sony α7 VとSony α7 IVには動画性能に違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 4K動画(60p) | 7Kオーバーサンプリング | 全画素読み出し |
| 4K/120p | ◎ 対応(APS-Cモード) | ○ 対応(APS-Cモード) |
| フルサイズ4K 60p | ◎ 全画素読み出し | ◎ 全画素読み出し |
| スローモーション | 最大5倍 | 最大5倍 |
| 動画AF性能 | ◎ AI強化 | ○ 標準 |
「α7 V」は7Kオーバーサンプリングによる4K 60p記録が可能です。
動きのあるシーンでもとてもきれいな4K動画が撮れます。映像がなめらかで、細かい部分も崩れにくいのが印象です。
また、AIによるリアルタイムトラッキングが強化されており、動画撮影中も被写体をしっかり追い続けてくれるので、人物や動く被写体でもピントを気にせず撮影できます。
引用元:Sony公式
「α7 IV」も全画素読み出しによる4K 60p記録に対応しており、動画性能は十分高性能です。
5. 手ブレ補正性能
Sony α7 VとSony α7 IVには手ブレ補正性能に大きな違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 手ブレ補正効果(中央) | 7.5段 | 5.5段 |
| 手ブレ補正効果(周辺) | 6.5段 | − |
| 補正方式 | イメージセンサーシフト5軸 | イメージセンサーシフト5軸 |
| 動画モード | ダイナミックアクティブ・ アクティブ・スタンダード | アクティブ・スタンダード |
「α7 V」は中央7.5段、周辺6.5段という高い手ブレ補正効果を実現!
室内や夜景など、明るさを無理に上げたくない場面でも、手持ちでブレを抑えた撮影がしやすくなります。シャッターをゆっくり切るシーンで特に効果を感じられます。
動画撮影時には「ダイナミックアクティブ」モードも追加されています。
少し走りながら撮影しても映像がブレにくく、なめらかで見やすい動画が撮れるようになります。
引用元:Sony公式
「α7 IV」は5.5段の手ブレ補正で、これでも十分な性能ですが、α7 Vと比べると2段分の差があります。
引用元:Sony公式

α7 V(ILCE-7M5)の7.5段の手ブレ補正なら、暗い場所でも手持ち撮影が安心ですね!
6. 発売時期と価格
Sony α7 VとSony α7 IVには発売時期と価格に違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年12月 | 2021年12月 |
| 市場推定価格 | 約42万円 | 約26万円〜32万円 |
| 価格差 | − | 約10万円〜16万円安い |
| 発売からの期間 | 最新モデル | 約4年経過 |
| コスパ | △ 最新技術搭載 | ◎ 価格がこなれてきた |
「α7 V」は2025年12月発売の最新モデルで、市場推定価格は約42万円。最新のAI技術と高速連写性能を搭載しています!
「α7 IV」は2021年発売で、現在は約26万円〜32万円で購入可能。発売から4年経過しているため、価格がこなれてきてコスパに優れています。

約10万円以上の価格差があるから、予算と必要な機能をよく考えて選びたいですね!
実際の販売価格は変動する可能性があるため、気になる方は在庫があるうちにお早めに確認してみてくださいね!
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7. 重量とボディサイズ
Sony α7 VとSony α7 IVには重量とサイズに若干の違いがあります。
| 比較項目 | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 本体のみ重量 | 約610g | 約573g |
| バッテリー・メモリー込み | 約695g | 約658g |
| 重量差 | – | 約37g軽い |
| サイズ(幅×高さ×奥行) | 約130.3×96.4×82.4mm | 約131.3×96.4×79.8mm |
| 液晶モニター | 4軸マルチアングル | バリアングル |
「α7 V」は約695g(バッテリー込み)で、α7 IVより約37g重くなっています。
しかし、ソニー独自の4軸マルチアングル液晶モニターを搭載し、横位置でも縦位置でも見やすい位置に調整できます!
引用元:Sony公式
「α7 IV」は約658gでやや軽量。バリアングル液晶モニターを搭載しています。
引用元:Sony公式
![女性キャラクターアイコン] 37gの差はほとんど気にならないレベルね!4軸マルチアングルモニターは使いやすそう!

37gの差はほとんど気にならないレベルなので、4軸マルチアングルモニターは使いたい場合はα7 V(ILCE-7M5)がいいですね!
「α7 V」と「α7 IV」共通機能や特徴
Sony α7 V(ILCE-7M5)とα7 IV(ILCE-7M4)の主な共通機能や特徴については下記となります。
- 35mmフルサイズミラーレス一眼(Eマウント)
- 約3300万画素クラスの高解像静止画撮影
- 4K 120p動画撮影対応
- 759点ファストハイブリッドAF
- 人物・動物・鳥の瞳AF・被写体認識
- 約368万ドット電子ビューファインダー
- チルト可動式タッチパネル液晶
- SDカード+CFexpress Type A スロット対応
- USB-C / Wi-Fi / Bluetooth 接続対応
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「α7 V」と「α7 IV」どっちがおすすめ?
α7 V(ILCE-7M5)がおすすめな人
下記にあてはまる人はα7 V(ILCE-7M5)がおすすめです。
- 最新のAI被写体認識が必要な方
- 30コマ/秒の高速連写が必要な方
- スポーツや野鳥撮影がメインの方
- 昆虫や飛行機など幅広い被写体を撮る方
- 7.5段の強力な手ブレ補正が欲しい方
- 7Kオーバーサンプリング4K動画を撮りたい方
- 最新技術に投資する価値を感じる方
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α7 IV(ILCE-7M4)がおすすめな人
下記にあてはまる人は*α7 IV(ILCE-7M4)がおすすめです。
- コストパフォーマンスを重視する方
- 約10万円予算を抑えたい方
- 人物・動物・鳥の撮影がメインの方
- 10コマ/秒の連写で十分な方
- RAW連続撮影枚数の多さを重視する方
- 初めてフルサイズミラーレスを購入する方
- 4年間の実績ある機種を選びたい方
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「α7 V」と「α7 IV」のスペック
Sony α7 V(ILCE-7M5)とα7 IV(ILCE-7M4)のスペックを表にまとめました。
| スペック | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 型番 | ILCE-7M5 | ILCE-7M4 |
| 発売日 | 2025年12月 | 2021年12月 |
| 市場推定価格 ※2025年12月時点 | 約42万円 | 約26万円〜32万円 |
| 有効画素数 | 約3300万画素 | 約3300万画素 |
| 撮像素子 | 部分積層型Exmor RS | 裏面照射型Exmor R |
| 画像処理エンジン | BIONZ XR2 | BIONZ XR |
| 処理速度比較 | 約4.5倍高速 | 標準 |
| ダイナミックレンジ | 最大約16ストップ | 最大約15ストップ |
| 連写速度(電子) | 最高約30コマ/秒 | − |
| 連写速度(メカ) | 最高約10コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
| AI被写体認識(静止画) | 人物・動物・鳥・昆虫・車・列車・飛行機 | 人物・動物・鳥 |
| AI被写体認識(動画) | 人物・動物・鳥・昆虫・車・列車・飛行機 | 人物・動物・鳥 |
| 測距点 | 最大759点 | 最大759点 |
| AF/AE演算 | 毎秒60回 | 標準 |
| 手ブレ補正(中央) | 7.5段 | 5.5段 |
| 手ブレ補正(周辺) | 6.5段 | − |
| 4K動画 | 7Kオーバーサンプリング 60p | 全画素読み出し 60p |
| ファインダー | 約368万ドット | 約368万ドット |
| ファインダーフレームレート | STD 60fps / HI 120fps | STD 60fps / HI 120fps |
| 液晶モニター | 3.2型 約209万ドット | 3.0型 約103万ドット |
| モニター可動 | 4軸マルチアングル | バリアングル |
| 本体重量 | 約610g | 約573g |
| バッテリー込み重量 | 約695g | 約658g |
| バッテリー持続(静止画) | ファインダー:約630枚 | ファインダー:約520枚 |
| カードスロット | CFexpress Type A / SD UHS-II | CFexpress Type A / SD UHS-II |
| USB端子 | USB Type-C × 2 | USB Type-C × 1 |
| 保証期間 | 2年 | 2年 |
▼α7 V(ILCE-7M5):最新AI性能と高速連写を求める方
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「α7 V」と「α7 IV」の違いや比較まとめ
Sony α7 VとSony α7 IVの違いについてお伝えしました。
違いと選ぶポイントについては下記となります。
| 選ぶポイント | α7 V(ILCE-7M5) | α7 IV(ILCE-7M4) |
|---|---|---|
| 画像処理エンジン | ◎ BIONZ XR2(4.5倍高速) | ○ BIONZ XR |
| AI認識対象 | ◎ 7種類 (昆虫・車・飛行機含む) | ○ 3種類 |
| 連写速度 | ◎ 最高30コマ/秒 | ○ 最高10コマ/秒 |
| 手ブレ補正 | ◎ 7.5段 | ○ 5.5段 |
| 動画性能 | ◎ 7Kオーバーサンプリング | ○ 全画素読み出し |
| 価格 | △ 約42万円 | ◎ 約26〜32万円 |
| 発売時期 | ◎ 2025年12月(最新) | ○ 2021年12月 |
| 総合評価 | 性能重視ならこちら! | コスパ重視ならこちら! |
撮影スタイルや予算によって最適なモデルは変わってきます。
「最新のAI性能」「30コマ/秒の高速連写」「7.5段の手ブレ補正」を求めるならα7 V(ILCE-7M5)がおすすめです!
「コストパフォーマンス」「約10万円の予算節約」「実績ある機種」を重視するならα7 IV(ILCE-7M4)がおすすめです!
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